12月16日(土)が第二回目の佐藤心美先生のCZT準備講座。
そのあと、板橋区立美術館で開催の
「世界を変える美しい本~インド・タラブックス~の挑戦」展
に行ってきました。
美術館の入り口の文様も素敵。
NHK「日曜美術館」を偶然見ていた時、
最後のコーナーのアートシーンで紹介されていたのをみて、とても気になって。
タラブックスはインドの美しい手作りの絵本を作っている小さな出版社。
インドの少数民族に聞き取り、世界観・宗教観をお話にしたり、
一冊一冊丁寧にシルクスクリーンで刷り、
製本も手作業で刷るなど、
ゆっくりゆっくりと一冊を作り上げています。
この展覧会に行く前に
『タラブックス インドのちいさな出版社、まっすぐに本を作る』(玄光社)
という本も読みました。
その中で、マハトマ・ガンディーの
「善きことはカタツムリのようにゆっくり進む」
という言葉が引用されていました。
これはゼンタングルの考えにも通じていますね。
カタツムリのキャラクター・BIJOUもいますし。
大量消費社会も限界にきているので、
更にミニマムな社会になるように思います。
ゼンタングルもその流れの一つですね。
会場内は写真OKで、美しい絵本ばかりで写真をたくさん撮りました。
簡単な線の集合ですが、丁寧な線が集まるとエネルギーが!
商品化しなかった残りの紙を展示に生かしていてかわいかったです。
タコの作品は、ポストカードにもなっていたので、
それと図録を買って帰りました。
シルクスクリーンで印刷されたもので味がある。
ミュージアムショップでは、日本でも出版されている
タラブックスの絵本がいくつか販売されていました。
シルクスクリーンで数が限られているので、本はすべてナンバリングされています。
そこのショップでは買わなかったのですが、
別の日に紀伊国屋新宿本店でタラブックスの本を発見!
『太陽と月』
インドの民族の太陽と月への考えが描かれている絵本。
今までは美術館に行っても見るだけだったのが、
ゼンタングルを初めてこれ使えそう~とか
別の見方できるようになって、ますます鑑賞が楽しくなります。
「世界を変える美しい本~インド・タラブックス~の挑戦」
板橋区立美術館
2017年11月25日(土)~2018年1月8日(月)9:30~17:00
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