「ゼンタングル!ゼンタングル」とよく言っていたら
パートナーのNが「自分も描いてみたい!」と。
ゼンタングルを人に教えるのは初めてでドキドキです。
まずは王道のZのストリングで描きやすいタングルを描いてもらいました。
左から
・Bales(ベールズ)
・Crescent moon(クレセントムーン)
・Static (スタティック)
・Hollibaugh (ホリバー)
中学校時代Nの美術の先生は
「俺の作品すごいだろ」「こんなの描けないだろ」「おまえは本当に下手だな」
こんな感じだったので、美術が嫌いで高校時代は美術を選択しなかったそうです。
ゼンタングルは上手下手がなく、間違いがないところが良いところです。
また、「なんでも描いていいよ」と自由すぎると美術が苦手な人は何を描いていいかわからなくなりますが、タングルがある程度ガイドになってくれるので安心です。
シェーディングのときに、光と影の向きの話をしました。
全体の光の向きを同じにすると統一感がでますし、
タングルごとの光に向きが違っても、空間のゆがみなど不思議な世界が出ますね。
デッサンだと統一しないといけませんが、ゼンタングルだと正解はありません。
特にStaticの影の付け方が、わかりやすかったようです。
社会が得意なNは「これは等高線だ」と独特の感想をくれました。
等高線とは地図にある同じ高さを線で表したものだそう。
出来上がったら
「今までよくものを見てなかったのがわかった」
「いいじゃん!よくできた。自分も描けるんだ!また、描きたい」
と喜んでくれました。
トラディッショナルゼンタングルは
短時間(1~2時間)で仕上げることができて達成感もあるし、
本当によくできたメソッドです。
左がN作。右が前に同じお題で描いた私作。
線の描き方、影の付け方も全然違って面白い。
NのCrescentMoonは、大きくて迫力があります。
他の人とモザイクするのも楽しみの一つです☺
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