次に行ったお寺でやっぱり写経体験をしてみたくて時間があったのでやってみました!
相国寺(臨済宗)でこちらも禅寺。
薄く般若心経が書いてあり、それを筆ペンでなぞります。
参加者は私も含めてすべて女性で、私も入れて4名していました。
だいたいみんな3~40代くらいの方々。
薄く文字が書かれてはいますが、見たこともない漢字があったのと、普段は全然筆を使わないので難しかったです。
あとこの日はすごく寒く(池の氷の表面が凍っていた☃)手がかじかみました。
写経体験をする人だけが写経室に入るのですが、それ以外の人が気づかず話しながら入ってきたり・・・割と集中できない状況でした。
気にしない、気にしない・・・これは修行だ。と無心で。
ゼンタングルはもともと絵を描くのが好きだから集中しやすいけど、
写経はお経の内容をまず理解してないのもありなかなか集中できない。
内容をちゃんと理解して、その教えを元に
心穏やかに書くことが大切だと思います。
もう少し勉強してまたチャレンジしたいな。
写経の後はお庭を眺めながら、寒くなった体を温めて休憩。
承天各美術館
相国寺は承天閣美術館が設けられており、現在は「相国寺 金閣 銀閣の名品より『山水』-隠谷の声 遊山の詩」開催中。
特に心に残ったのは、「十牛図」
悟りに至る十の段階を絵と詩にしたもの。
「牛=本当の自分」ということで描かれてます。
美術館には1~3しか飾っていなかったので、ほかの解説をWikipediaで検索。🙋
1.尋牛 : 牛を見つけようとしたが、牛は見つからないという状況。
2.見跡 :牛を求めようとするが、分別の世界からはまだ逃れられない
3.見牛:牛が垣間見える。
4.得牛:牛を捉まえるが、飼いならすのが難しく、ときどき姿をくらます。
5.牧牛:捉まえた牛を放さないよう押さえておくことが必要。慣れてくれば牛は素直に従うようになる。
6.騎牛帰家:心の平安が得られれば、自分と牛は一体になり、牛を御する必要もない。
7.忘牛存人:家に戻ってきたら、牛を捉まえてきたことを忘れ、牛も忘れる。
8.人牛倶忘:牛を捉まえようとした理由・捉まえた牛・捉まえたことも忘れる。忘れるということもなくなる世界。
9.返本還源 :何もない清浄無垢の世界からは、ありのままの世界が目に入る。
10.入鄽垂手:悟りを開いたとしても、そこに止まっていては無益。再び世俗の世界に入り、人々に安らぎを与え、悟りへ導く必要がある
相国寺承天閣美術館
「相国寺 金閣 銀閣の名品より『山水』-隠谷の声 遊山の詩」
2017年12月16日(土)~2018年3月25日(日)【会期中無休】
(但し2017年12月27日(水)~2018年1月5日(金)年末年始の休館)
その後は友だちに教えてもらった京都のアート界で?ホットなミニシアター「出町座」へ。
アート系の映画を上映しているほか、カフェの併設。
カフェの周りには演劇系の書籍も販売されていました。
近くの和菓子屋さん「ふたば」もおすすめされたけど残念ながらこの日は定休日。
夜は大学時代の友達二人とご飯。
久しぶりに頑張ってる二人の話を聞いていい刺激になりました😊
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